
おんたけ2daysの2日目はヒルクライム。
元々2回走
結果は54位。
レース自体は展開もクソもない走り方をしたので特筆すべきこともないんだけど、レポートどうぞ↓

2020 JICF 全日本学生ロードレース・カップ・シリーズ第2戦
霊峰木曽おんたけヒルクライム・ラウンド
会場:長野県王滝村 御岳山岳歴史文化会館前 ~ おんたけ2240スキー場
種目:ヒルクライム
カテゴリー:C1
天気:晴れ
距離:約11.5km
獲得標高:647m
出走者数:88名
リザルト:54位 JICFのリザルトページへ
前日は21時すぎには就寝して、朝まで爆睡。
会場から遠くのホテルに泊まっていたので、急いで朝食をかきこんで交通規制前までにフィニッシュ地点であるおんたけ2240スキー場へ。

道中で2℃の表示を見ていたので覚悟して行ったが、日が照っているからか意外と上でも暖かい。

おんたけちゃんも綺麗に見え、我々のフィニッシュを待ち構えてくれているようにも見える。

でもフィニッシュラインの設定上、ワイらは御岳山にケツ向けてゴールすることになるけどな。

スタート時刻が10:00 → 11:00に変更になったことで余裕を持って準備を行い、アップへ。
会場から更に10分程上れればいいかな~と緩い気持ちで上り始める。
脚 重 た。
標高高いから?昨日の疲れ?
徐々にFTPくらいまでちゃんちゃか上げていく予定が、しばらく軽く回さないといけない雰囲気。
・・・ええい!そんなしち面倒なことやってられるか!
無理矢理VO2MAX域まで入れて、脚を騙して無理矢理起こす大作戦。
この作戦が功を奏し、アップ後半は自分の感覚とサイコンに表示される出力がほぼ合ってきた。
でもこの感覚、どこかで感じたような・・・。参照:富士ヒル

ちなみにフィニッシュ地点でのポテチ袋のパンパン度合いはこんなところ。
アップを終えて会場まで下り、収容車に自転車を預けて下山準備。
マイクロバスにてスタート地点まで送ってもらう。
大体25分程下るだけなのに、いい感じの気温と振動で即( ˘ω˘)スヤァ
スタート地点に到着し、このまま寝てたらそのままフィニッシュ地点まで運んでくれないかな?とも思ったがちゃんと降車。
日向の体感気温は丁度よく、木陰は肌寒い。
なので、荷物車にあったか装備を預けるまではできるだけ日向にヌクヌクするようにしていた。
15分前には荷物受付が締め切られたので、そこからは自転車に乗って最後のアップという名の悪あがき。
200m程の距離をいったりきたり。
意味あんのかコレ。
最後にSFRだけやって、招集地点へ。
クラス1なので先頭付近に並ばせてもらえる。
遅いのにサーセンwww
私の前には樹がおり、ふとバイクを見るとヒルクライムだというのにフロントギアがアウターにかかっている。
「スタートアウターで行くの?」
「えっ!ここだったらアウターでいけるでしょ!」
おぅおぅ、脚のある若者の言うことは違うのぉ!
そのまま最後までアウターで踏み切れそうやのぉ!
ん?ワイか?ワイはもちろん前インナー、後ロー側2枚目やで?
他に前方から聞こえてきた会話と言えば、
「このコースって何分くらいかかる?」
「30分もかからないんじゃない?だって11kmだから平均時速22km/hで30分だよ?」
おぅおぅ、脚のある若者の言うことは違うのぉ!
11kmとは言え平均勾配7.9%もあるのに大した発言やのぉ!
ん?ワイか?ワイの目標は40分やで?
ちなみにゴール後に判明したが、平均勾配ではなく最大勾配が7.9%だった模様。
標高差ちゃんと確認してりゃよかった。
そんなやり取りを聞いて逆に開き直れたので、自分のペースで上ることを強く決意する。
そしていつの間にやらスタート時刻までのカウントダウンが始まっており、定刻通りレースがスタートする。
今日の第一の目標は、若者達に迷惑をかけないようクリートキャッチを成功させること。
これはキッチリ目標達成し、ロスなく前方の選手達のスリップに入ることができた。
第二の目標は、一定ペースで最後まで上り切ること。
現時点での大体のFTPから多少下方修正した値で上り切れれば私の優勝である。
志低いとか言うな。
ザ・アウターマンらが先頭でガシガシ引くもんだから、サイコンの数値は後ろについてても6倍超をマーク。
このままどこまで行けるか試してみたい気もしたけど・・・。
残念だったな、俺には目指すべき目標があるんや!
ということで1分程で勇気ある撤退。
後ろからズバズバ抜かれていくが、(゚ε゚)キニシナイ!!
最初に踏んでしまったのと、抜かれていく波がなかなか引かなかったのとで、設定した値まで落とすのに少々難儀したが、3分程で落ち着く。
ここからは自分との闘い。(1日ぶり2度目)
淡々と走っていたが、残り7km地点の看板が見えたところあたりで急に萎えた。
これ残り距離じゃなくて経過した距離じゃないかなぁ?
なんて、ありえない妄想も頭の中で広げるほど。
いつも練習は15分程で終わる峠でしかしてないから、この辺りで体が終了宣言するのも当たり前っちゃ当たり前。
この時点で13分程だったが、とりあえず15分までは頑張ろうとなんとか踏み続ける。
そして15分経過。
はいやめー!踏むのやめー!
ムリムリムリのカタツムリ!
クソ雑魚ナメクジのメンタルは一瞬で終息を迎えるのだ。
この時点で第二の目標クリアならず。
心拍をみるともう少し上げられそうではあったが、脚がNGと言っている。
上ハンをもち、少し楽な体勢を取ってから、再びブラケットポジションへ。
踏めそうな気がする時だけ踏むようにして、とりあえずの完走を目指すことに。
一人で走っていると、風の強さに翻弄される。
基本追い風基調っぽかったが、場所によっては向かい風の突風が吹くことも。
あぁ、こういうときは集団の方が楽だよなぁ。
と思って誰かを頼ろうとしても周りには誰もいない。
仕方ないので一人旅を続けていくことに。
25分が経過しようというところで、もー一定で踏むのが嫌になってきた。
こういう時にやることは一つ。
タバタ。
皆もやったことがあるであろう、20秒モガいて10秒休むをn回、というやつ。
あれをやっていると意外と平均の出力はあがるので、自ずと今よりはタイムも良くなるだろうという算段。
踏む時間は20秒だから萎える前に終わってくれるしな。
ということで自分なりのキリのいいところからタバタ開始。
20秒モガくというよりはできるだけ頑張って踏むだけにはなっているが、まぁええやろ。
残り2km地点までタバタで頑張るが、次は内臓がキューっとなって果てる。
もう無理やよ・・・おじさん頑張ったよ・・・。
ラスト1km看板が見えたらもう一回頑張ろう・・・。
そう思いながら緩やか~に回していく。
あれ、今日サイクリングの日だっけ?

そして1km看板。




なけなしの力を振り絞って、モガいて休んでモガいて休んで・・・。


残り300m程からは平坦かつ路面状況が良くなかったので、最後の最後にこけないように慎重に走ってゴール。
タイムは34:44秒。
先にゴールしていた学生たちがワンサカいたので、だいぶ遅いんだろうなと悟る。
い、いちおう最初の目標は大幅クリアしたんだけどナー?
ゴール後はさっさと着替えて、栄養補給。

監督やイナーメイト、ニューチームカーに挨拶して、早々に帰路についた。

ということで今年最初で最後であろうロード系のレースが終了。
いやー、数年前までは大学生そんな速くないやん?って思ってたけど、すごく速かったです。
いいロケーションでのレースなので、次回はキッチリ仕上げて臨みたいところ。
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