
5ステージ・スズカ 最終決戦の第5ステージ 詳細レポ。
第4ステージはこちら
以下第5ステージ。↓
迎えた第5ステージ。
チームオフィスではあとは守るだけ~という空気が漂う。
が、その中で必死に時間を計算している選手が一人。
その名は雑おじ。
そりゃそやな・・・1秒差やからな・・・。
桐Pと雑おじの差は実質は1.ウン秒かあるので、2秒以上稼がないと逆転はミリ。
恩田選手の方は4秒差とあるが、実際は3.ウン秒差なので4秒取られると逆転されるそうな。
しかも2位以下の数チームが結託しているので、我々の脚はとことん削られるだろう。
まだまだ予断を許さない状況。
まーでもそこまで気張っても仕方ないし、楽しめればいいや、的な考えになる我々。
元々の作戦は桐P×6だった。
とことん暴れよう。
その前に少し時間が空くのでブース巡り。

LAKEブースでは色々特価品があったり、

BOAブースでは自身のシューズのBOAのカラーチェンジをしてくれたり、

ステーキ屋のかき氷がおいしいと聞いていたので頂いちゃったり。

MERIDAブースではネタでシクロワイアード撮りしたり、(まさかの伏線
してる間に招集時間。
最後に自転車のチェックをして、コースへ移動。
第4ステージと同じく、先頭でコースイン。


ただ最後は最後らしく記念撮影会。
このまま有終の美を飾りたいでござるな。
第5ステージは最終ステージらしく、フルコースを7周回。
全ステージで一番距離は長い。
その為、総合に関係の無い選手の逃げはある程度許容した方が展開としては楽。
チームTTで一番速かったんだから、ヤバいと思っても集まってドンすれば追いつけるだろうし。
ということで作戦は引き続きSAのチェック。
あとは味方に振り回されないようにするだけ。
ぶっちゃけこれが一番怖いんだよな・・・。

記念撮影から数分待ってから、最終決戦のスタート。

桐Pが記念撮影会のすぐ後に「1周は逃がせ」と集団に向かって言っていたが、盛大にクリートキャッチをミス。
そのおかげでファーストアタックがナカガワの選手に取られてしまう。
うわー残念な幕開け。
それでも逃げたかったのか、すぐに集団の隙間を縫って大外から2番手まで浮上し、3人?で逃げ始める。
あぁ、脚終わったな。
集団内では行かせておこうで一致したと思うのだが、誰かが
「寺崎行かんでいいんか?」
と煽ったおかげで、寺崎選手がその気になってダンシングでペースを上げ始める。やめて。
そのせいで桐Pの1周逃げる夢は潰えることとなった。
そこからはアタックの応酬。
私も逃げに加わることがあり、人数も膨れ上がって集団と少し離れたので「回せ回せ!」と発破をかける。
もちろんワイも回るがそこまで強くは引かない。
そのローテの時にいきなり横にどいて飛ばす選手がいたので
「入れよ!」
と言うと
「お前(リーダー)がいるから逃げてるんだろ!」
みたいなこと(曖昧)を言われたので
「知るかよ!」
と返す。
いや、流石にワイの語彙力無さ過ぎたわ。
本当は、「お前も勝ちたくねーのかよ何のために逃げ入ったんだよ」的なこと言いたかったんだと思う。
果たしてその時この長セリフを言えただろうか、いや言えない。(反語
逃げが膨らみすぎたのか、この逃げもすぐさま吸収。
道中、mkwの選手が「リーダーチームに引かせろ!」云々を周りに言ってたけど、我々はこのまま集団ゴールでいいから引く必要ないんですけどね?
あと何か作戦があったみたいで、「まだ早い!」みたいなことも聞こえていた。
統率取れてないぞ大丈夫か。

そのまま集団でホームストレートへ入り、2周目へ。
ホームストレートからシケインくらいでアタックがかかり、前方に居たワイもつい反応。
身体が勝手に・・・悔しいっビクビク。
一応確認を取っておこうと、
「これ行った方がいい?」
と前方を指さすジェスチャー。
集団先頭にいたキャップがコクリと頷いたので、ほな!と再びペダルに力を込める。
西ストレート終わりで捕まえるも、すぐさまカウンターアタック。
これが勝ち逃げの始まりであった。
最初の数人は一気に行ったが、その後追いで行こうとした選手はことごとくウチの選手に潰されるハメに。
キャップがこっち向きながら自分から飛んで行った時は思わず笑いそうになった。
レース楽しんでるなぁ。
3周目。
シケイン終わりで一人の選手がスルーっと抜け出したのでそれについていく。
どうせすぐタレて戻ってくるだろう、と思って潰すだけの動きだった。

バイクを左右に揺らしてゴリゴリ踏んでいく。
あ~意地でも前に追いつきたいんやな。
でもスマンな、ワイは別に追いつかんでもいいから一切引かんで。
と、静観していたのだが。
い、意外と踏むやんけ・・・。
このコースだし、後ろのワイは全然楽なんだけど。
徐々に詰まってるのもわかるけど、それでもワイは引かんで。
しばらくしてからやっと肘をクイッとして前引いてくれの合図。
よくもここまで引いたものだ。
ご苦労だった・・・と、言いたいところだが、君には集団に戻ってもらう。
死 ぬ が よ い 。
ローテ拒否(ヾノ・∀・`)
フフフ、これで素直に脚を止めて後ろの集団に吸収されるだろう。
と思うじゃん?
俺が引かないことを悟るともう一度踏み始める。
うわなんやコイツ引くわ・・・。(二つの意味で
下りまで引いて、再び肘クイされるが、断固拒否(ヾノ・∀・`)
これから君は誰のなんの手助けも受けず、ただひたすら、死ぬだけだ。
どこまでもがき苦しむか見せてもらおう。
死 ぬ が よ い 。
・・・と思ったら後ろから2人来ちゃったよ^p^
こうなったら追いついた方が得策。
何故なら後ろでウチのチームは引く必要が無くなるから。
味方全員が協調したらの話だけど。

4周目に入るところのホームストレートで追いつき、代わりに辻ゼンコー選手が脱落して11人の逃げになる。
しかし元々逃げていた選手と追いついた選手とで脚の余り具合に差があるので、イマイチ回り方がギクシャクしている。
とりあえず、バルバの選手が2人いるし総合には関係なさそうなので共闘しようと
「バルバが後ろ抑えてるから」
とカズオさんにタメ口で話しかける。
しかも実際抑えてるかどうか知らんから適当。フヒヒwww色々サーセンwwwww
そこから20秒、30秒、40秒と一気に差が開いたので、もうしばらくは追いつかないだろうと
「ペースペース!」
と逃げ選手らに投げかける。
いや、こんなの言う柄じゃないんだけど、一応リーダーチームだし、個人総合も見えてたしね。
タカユキには「ステージいらんから総合くれ」と言っておく。
40秒まで開くと、それ以上差は広がらず、
(あぁ、どっかがコントロールしてんなぁ)
と思ってたのだが、後ろは後ろでぐちゃぐちゃで、ウチが基本コントロールしていた様子。

その様子は他の人のレポでどうぞ。

ある程度息が揃ってローテが回るようになったら後は淡々と。
スプリントポイントもフル無視。
一人二人はモガく選手がいたものの、他はステージ優勝しか興味ない様子。

シケインでニコちゃんや狂四郎らの応援を受けながら周回を消化していくのみの簡単なお仕事です。
特に書くこともないので最終周まで飛ぶよ!

25秒程の差で最終周に入り、シケインで一度強度が上がるも、ストレートで速度が落ちるので脱落者無し。
西ストレートからの上りでも一番脚があるだろう宇賀選手が上げるも、やはり上りが短くバラけない。
このまま集団スプリントだろうな。
それでもアタックして逃げ切ることにワンチャンかける選手はいた。
わかる。その気持ち非常によくわかる。
だがもう後は下りだけだから逃げ切ることはひっじょーに難しい。
私も先頭とタイム差無しでゴールすることに命をかけていたので要らんことはしない。

いよいよ最終コーナーへ。
その手前での番手は3番目。
このまま引いてってくれればいい位置でゴールできるが、私はスプリント絡まないと誓ったから後は流れでお願いします。
2番手にはバルバの選手がいたのだが、後ろからカズオさんの声が響く。
どうやらもう発射台としてモガかせたいのだろうが、名前を呼んでも動く気配がない。
業を煮やしたカズオさんがわざわざ前に出てきて「いつ出るんだよ!」と喝を入れてから最終コーナーを抜け、やっとモガき始める。
この時点でバルバ2名の後ろに私という番手。
モガき始めも徐々に速度を乗せていくタイプだったので、私も対応しやすかった。
よっしゃ、このまま流れでゴールすれば安心や。
バルバの選手が捌け、カズオさんがモガきはじめる。
番手にはもちろんそのまま私。
私の見立てではタカユキがどこかから飛んでくると踏んでいたが、なかなか来ない。
どうしたんやタカユキ。またメカトラか。
そう思ってるうちにゴールが近づく。
ていうか、アレや。
めっちゃ脚余ってる。
スプリントの自信全くない私が、絶対差せると思うくらいに。
今からでもチョコっとモガこうかしら。
でも、タカユキにステージいらんって言っちゃったしなー!
うわー要らんこと言っちゃったなー!!!

とモヤモヤを残しながらカズオさんの後ろでゴールラインを切り、ステージ4位という結果で終わった。
一緒に逃げてたmkwのらっきょは7/100秒差で2位。
去年も?/100秒差で2位だったとかなんとか。
だから途中引きすぎって言っただろー。
この結果を受けて、総合トップは私になっただろう。


そう思って胸のチーム名を指さしながら流すが、誰も見てなかった様子。

全員無事にゴールしてからリザルトを見て、早めの祝杯を挙げる。

応援にかけつけてくれたポンさんとぴょんと共にノンアルでうぇーい。
しばらくゆっくりしてから表彰式へ。


キョロッ。

トロフィーにぶっちゅうするのは一度やってみたかったんや。

その後はチームの取材と、

真・シクロワイアード撮り。
いや~今回のレースはチームも個人も取れたし、非常に満足な結果で終わって良かった。
もうこの先数年こういうことはないな!
帰りもホルモン定食とパンケーキで優勝したし、何も言うことはない。
無いよな、うん、ないない。
個人総合優勝の賞品だけは納得いかん!!!!!
(4ステージ終了時と5ステージ終了時と渡し間違った可能性が微レ存。)
-第5ステージ終了時の結果-
・ステージ:4位(Top +0秒)
・個人総合:1位(2位 -4秒)
・チーム総合:1位(2位 -15秒)
~今回の機材~
フレーム:MERIDA REACTO 4000
ホイール:MAVIC COSMIC PRO CARBON SL UST
タイヤ:前 SOYO TRUEANCE 25C (チューブ:SOYO WOブチルチューブ 60mm) 6.8bar
後 SOYO TRUEANCE 25C (チューブ:SOYO WOブチルチューブ 60mm) 7bar
サドル:Fizik ALIANTE R3
メインコンポ:SHIMANO ULTEGRA 6800
パワーメーター:Power2max type-s
サイコン:GARMIN EDGE 830
マウント:REC-MOUNTS Type19 GARMIN コンボマウント
ボトル:SUNVOLT リラックマボトル
ジャージ:SUNVOLT セパレートワンピース HSST仕様
シューズ:LAKE CX332
インソール:SOLESTAR BLK
ソックス:RxL TBK-300R イナーメモデル
アイウェア:adidas ZONYK AERO PRO
グローブ:MAVIC CXR ULTIMATE GLOVE
ヘルメット:SPECIALIZED S-Works Prevail II
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