【シクロクロス】2016~2017 mifune-cx くろんど池 C1【関西シクロクロス】
冷雨の希望が丘。
寒風の堺。
関西でも毎週毎週過酷なコンディションで行われるシクロクロス。
くろんど池は三度目の正直で晴れるのか、二度あることは三度あるなのか。
そもそも三度もあるのか。気温が。
ここのコースは林道で躓いて苦手なイメージが強いが、踏めるところも多くあるので順位はいつも通りのところで収まりやすい。
今回も25人中の12位で48%。
残留チケット3枚目を獲得し、来シーズンC1の権利を得た。
が、それと共に失ったものは大きかった。
以下レポーツ↓
寒風の堺。
関西でも毎週毎週過酷なコンディションで行われるシクロクロス。
くろんど池は三度目の正直で晴れるのか、二度あることは三度あるなのか。
そもそも三度もあるのか。気温が。
ここのコースは林道で躓いて苦手なイメージが強いが、踏めるところも多くあるので順位はいつも通りのところで収まりやすい。
今回も25人中の12位で48%。
残留チケット3枚目を獲得し、来シーズンC1の権利を得た。
が、それと共に失ったものは大きかった。
以下レポーツ↓
週間予報では雪予報の奈良県。
奈良どころか大阪も雪マークが目に付く。
会場に行くまでもどんより曇り空で、あぁ今日も無様な走りをするのか・・・と半ば諦めムード。
ところが会場に着いて設営を終えると、晴れ間が見え始める。
勝 っ た。
ワハハ!流石のお天道様も3週連続引きこもってるわけにはいかなかったようだな!
これでC1残留券3枚目を貰ったも同然だぜ!
と、わかりやすいフラグを立てながら意気揚々とお仕事をこなしていく。
晴れ間が見えていたのも一瞬だけ。
どうやらくろんど池の場所が雨雲と雨雲の間でうまーく回避できていただけだった模様。
西からどんどんやって来る雨雲には奈良ピュタの力を持ってしても勝てず、昼を待たずにポツポツ降り始める。
昼休憩に名物のおでんを食べ、車内でゆっくりして昼からの仕事とレースに備える。
そして午後からのお仕事がんばっぺ、とブースに戻ると、
ザザー
本格的に降り始めやがった・・・。
時間は13:00頃だったので、今回はC2だが普段ならC1の時間。
ホッと胸を撫でおろすと共に、このまま降り続くなら俺は走らんぞと決意を胸に新たにする。
しかしC2の選手はどの時間帯でも結局悪天候の中走らなきゃいけないんダナー(他人事
一度はガン萎えした天候も時間が経つにつれて落ち着いてくる。
徐々に徐々に小降りになり、そして止む。
勝 っ た。
天はまだ俺を見放していなかった!
路面はグズつきが増しただろうけど寒くならないだけマシや!
止んだといったが、断続的に雨のパラつきはある。
しかしこれくらいは許容範囲。
スタート10分前にジャージに着替え(失敗その1)、サングラスをかけ(失敗その2)、オンロード仕様だった空気を抜いて(失敗その3)、コントロールラインへ向かう。
くろんど池CXは関西シクロクロスのシリーズ戦ではない為、スタートの並びは抽選順になる。
ゼッケン番号をランダムに5人単位で呼ばれるのだが、私はどうやら2列目。
しかしちゃんと聞き取れてなかったし、試走もしてないしで弱気になって最後尾へ。
小さくなりながらもスタートの時を待つ。
スタート1分前のコールがあり、意識をレースモードにする。
といっても無事に安全に帰って来ようというだけだけど。
30秒前。
普段なら心拍も上がって視界が前方(とサイコンのスタートボタン)にしか向かないんだけど、
突然霰が激しく降ってきてそもそも前が見えない。
更に雷も鳴りだす始末。
10秒前のコールがあったと同時に主催者側で一瞬協議が入る。
もうこの時点で私の気分はお察し。
「まさか!?」「中止か!?」とわざと大声で心の底からの悲痛な叫びを訴えるも、「一旦」中断のアナウンス。
僕の声は霰の音にかき消されちゃったかな?キーン。
近くのテントに避難し、やうやう白くなりゆくコースを見守る。
再び「中止かなー!」「滑ったら危ないなー!」等、大げさにアッピルをするのだが、
またもや私の願いは通じず14時58分に再スタートという決断が下される。
おぉ神よ、何故あなたは私を見捨てるか。
もうどうにでもなーれ!と次はしれっと2列目に並び変える。
他にも1列目を譲る人が2人ほど。
確かにこのコンディションだったら俺も先頭行きたくない。
「滑って落ちないように」とか受験生が聞いたら失神して泡を吹きそうな言葉を聞きながら再び精神を集中させる。
そして今度はしっかりとスタート。
試走をしてないので1列目の選手には紛れたくないが、ある程度前には居たいというワガママな考えでスタートはそこそこ。
希望が丘からデヴューしたペダルは、その時7割方ハマらず泣きそうになりながら走っていたのだが、
今回は事前にほぼ同じペダルを使っている川村選手にハメ方のコツを聞いていたので難なく入れることができた。
ありがとうスクm・・・川村選手。
舗装路から細い未舗装路に変わる箇所は毎年誰かコケてるので車間を開け気味で。
すると今年はこの天候で皆抑えていってたのか、そのままの車間が空いたまま池の周りを回るハメに。omg.
更にノーアップノーレッグウォーマーだった為、寒さで足が全く動かず車間も詰めれない。
後ろの人ゴメンナサイ。
滑りそう、と一度思ってしまったらブレーキをかけていなくても心のブレーキがかかってしまい上手く立ち回れない。
実際はそうでなくても周りの景色が白いせいで余計にそう感じさせた。
なんてことない木の根やコーナーもそれだけで足を着かざるを得なくなることも。
半周を終える頃にはすでに満身創痍。
そもそもズリズリ滑るのはちゃんと空気を抜けてなかったせいでは・・・。
そう思い階段手前の上りで一度止まり、空気を少し抜いて再びスタート。
この時点で後ろに誰も見えなくなったので最後尾を確信。
階段セクション。
いつもは押しながら上れるスペースがあるのだが、今回は塞がれていた。
仕方ないので自転車を担ごうとするといきなり腕が攣りそうになる。
ちょっと待ってまだ1周目だよ流石に早いよ。
そこは別にスピードマンじゃなくてもいいよ。
直前まで仕事で右腕を酷使していた上に冷えでこうなったのだろう。
なんとか階段を登り切って下っている時、ほぼ前が見えないことに気づく。
うぅーん・・・ミラーのレンズは失敗だったか。
というかこれはクリアレンズでも曇って見えなさそう。
景色が見づらいので安全に、極めて安全に下って、登り返した後で再びストップしてサングラスをバックポケットにshoot now。
ポッケ付きワンピはこういうことができるからいいね。
さて、このままでは残留チケットを取れず桂川に出向かなければいけないわけですが。
40人くらいエントリーされてはいたけど、実際出走したのは30人程度だろう。
ということは20位以内を目標に走らなければならない。
10人抜き・・・あれ?割といけるんじゃね?
ゆっくり走っているおかげで冷静さはあり、とりあえずは前に見えている一人を追う。
途中、いつもの巨匠カウンターで自分の順位を知る。
「25位。残留は15位!」
あぁ、やっぱり10人抜かさないと。
ていうか25人しか出てないのwww
皆このコンディションでやめたか・・・うん、正解。
2周目からはコースもわかったのでよりスムーズに走る。
一人一人交わしていき、ラップタイムも9:30→8:30→8:20と上がり始め、順位も19位までのし上がる。
徐々に残留が近づいてきたことにより、意識は再び高まってくる。
コントロールラインを抜けて未舗装路に入ろうとする時、前方に4人パックが見える。
・・・ん?今19位で、前に4人?
あのパック全員抜かしたら残留決定やんけ!
これで勝つる!
そこで今まで溜めていたブーストスイッチが入り、ゴリ押しで近づいていく。
しかしそうなったときに怖いのがちょっとしたミスの重なり。
気持ちが高ぶって今までより速度域が高くなっているので、
オーバースピードでコーナーに突っ込んでスリップダウンしそうになったり、
深い轍に突っ込んで前転しかけたり、
杭に突っ込んだり。
折角埋めた差もそんなミスの連続で再び失ってしまう。
全然ちょっとじゃないという突っ込みは受け付けません。
それでも3人を抜くことに性交成功。
最後の一人も踏めるところはいつものゴリ押しで踏んで差を詰めて、前の速度が落ちたところで一気に抜く。
ゴリ押ししたら多少のぬかるみだったら速度が落ちていても登れることも気づけたので今後に生かそうと思いました。
残り3周。
残留圏内だが、油断は禁物。
何人かメカトラで抜いているハズなので、私もそうならないように無茶はしないでおこう。
あと体の方も前回攣って痛い目(2つの意味で)見ているので、上げすぎないようにしよう。
そう思っていても、レースなので無理な走りはしてしまうのが世の常。
川に向かって垂直に下る激坂。
ここでこれまでと同じか、多少早い程度のスピードで進入すると、
バキンッ!
あぁ、なんか嫌な音がしたぞ?
真っ先に考えたのはリアディレイラーがモゲたのではないかということ。
しかし変速してみてもきちんと決まる。
その時はディレイラーのことしか考えつかなかったので、枝を巻き込んで折っただけだろう程度にしか思わなかった。
階段を上り、下っていると先ほどより明らかにコントロールを失っている感じがする。
次に考えたのがパンク。
あの音がしたのでリムを打ってのパンクじゃないかと、後輪を跳ねさせてみるがなんともなさそう。
あるぇー?(・3・)
じゃあなんだ、と舗装路に出てから後輪を見てみると、明らかにフレている。
あぁスポークが逝ったのかなるほど納得・・・。
まぁあと2周だし、ゆっくり走ればそこまでのダメージはないでしょ、とレースを続ける。
再び嫌な音がした激下りへ。
明らかにブレーキが効いておらず、ネット際のラインまででてしまうが(゚ε゚)キニシナイ!!
そこを超えると前方にはジャイアントの湯浅さんの姿が。
いつも世話になってるけど、年始に体調崩してた人に負けるわけにはいかんざき!
と息巻いてじわじわ差を詰めていく。
しかし山に入るところでトップを走る横山コータプロの姿が後ろに見える。
ラスト1周行く気マンマンだったけど、よくよく考えればこのホイールだと帰ってこれないかもしれないよなぁ。
ということで大事を取って抜かしてもらうことにする。
ゴールまで300mほどのところで抜いてもらい、あとは流してゴール。
ゴールしてからホイールをマジマジと見ると
り、リム割れとるやんけ!
実業団を走るぞ!と決めた時から闘ってきたホイール。
しかしチューブラーマンドクセと思うようになり、いつのまにやらCX用になってから早3シーズン半?
過酷な環境でよく耐えた!感動した!
で、この時は後輪のことしか頭になかったのですが、帰ってから前輪も割れてることに気づきましたとさ。オーマイ。
レース後半は暖かくなってジャージがほぼ乾いている状態だったけど、泥だらけだったので水浴びをして泥を落とす。
高圧洗浄機最高やで。
流石に水は冷たかったが、希望が丘ほどでは無い。
ちなみにレース中の平均気温はガーミンさんによると-0.6度でした。
やっぱり三度もなかったです^p^
それだけ寒くても今日はなんとか攣らずにレースを終えることができたなー。
と思いながら着替えていると、おぱんてぃーを履くときにキッチリ腹筋を攣ったのは言うまでもあるまい。
さて、無事に残留を決めたので今期のCXはこれで終わりです。
というかホイール失ったから出たくても出れないんだけどNE!
ハブは逝ってないからリムだけでも誰か!(切実
奈良どころか大阪も雪マークが目に付く。
会場に行くまでもどんより曇り空で、あぁ今日も無様な走りをするのか・・・と半ば諦めムード。
ところが会場に着いて設営を終えると、晴れ間が見え始める。
勝 っ た。
ワハハ!流石のお天道様も3週連続引きこもってるわけにはいかなかったようだな!
これでC1残留券3枚目を貰ったも同然だぜ!
と、わかりやすいフラグを立てながら意気揚々とお仕事をこなしていく。
晴れ間が見えていたのも一瞬だけ。
どうやらくろんど池の場所が雨雲と雨雲の間でうまーく回避できていただけだった模様。
西からどんどんやって来る雨雲には奈良ピュタの力を持ってしても勝てず、昼を待たずにポツポツ降り始める。
昼休憩に名物のおでんを食べ、車内でゆっくりして昼からの仕事とレースに備える。
そして午後からのお仕事がんばっぺ、とブースに戻ると、
ザザー
本格的に降り始めやがった・・・。
時間は13:00頃だったので、今回はC2だが普段ならC1の時間。
ホッと胸を撫でおろすと共に、このまま降り続くなら俺は走らんぞと決意を胸に新たにする。
しかしC2の選手はどの時間帯でも結局悪天候の中走らなきゃいけないんダナー(他人事
一度はガン萎えした天候も時間が経つにつれて落ち着いてくる。
徐々に徐々に小降りになり、そして止む。
勝 っ た。
天はまだ俺を見放していなかった!
路面はグズつきが増しただろうけど寒くならないだけマシや!
止んだといったが、断続的に雨のパラつきはある。
しかしこれくらいは許容範囲。
スタート10分前にジャージに着替え(失敗その1)、サングラスをかけ(失敗その2)、オンロード仕様だった空気を抜いて(失敗その3)、コントロールラインへ向かう。
くろんど池CXは関西シクロクロスのシリーズ戦ではない為、スタートの並びは抽選順になる。
ゼッケン番号をランダムに5人単位で呼ばれるのだが、私はどうやら2列目。
しかしちゃんと聞き取れてなかったし、試走もしてないしで弱気になって最後尾へ。
小さくなりながらもスタートの時を待つ。
スタート1分前のコールがあり、意識をレースモードにする。
といっても無事に安全に帰って来ようというだけだけど。
30秒前。
普段なら心拍も上がって視界が前方(とサイコンのスタートボタン)にしか向かないんだけど、
突然霰が激しく降ってきてそもそも前が見えない。
更に雷も鳴りだす始末。
10秒前のコールがあったと同時に主催者側で一瞬協議が入る。
もうこの時点で私の気分はお察し。
「まさか!?」「中止か!?」とわざと大声で心の底からの悲痛な叫びを訴えるも、「一旦」中断のアナウンス。
僕の声は霰の音にかき消されちゃったかな?キーン。
近くのテントに避難し、やうやう白くなりゆくコースを見守る。
再び「中止かなー!」「滑ったら危ないなー!」等、大げさにアッピルをするのだが、
またもや私の願いは通じず14時58分に再スタートという決断が下される。
おぉ神よ、何故あなたは私を見捨てるか。
もうどうにでもなーれ!と次はしれっと2列目に並び変える。
他にも1列目を譲る人が2人ほど。
確かにこのコンディションだったら俺も先頭行きたくない。
「滑って落ちないように」とか受験生が聞いたら失神して泡を吹きそうな言葉を聞きながら再び精神を集中させる。
そして今度はしっかりとスタート。
試走をしてないので1列目の選手には紛れたくないが、ある程度前には居たいというワガママな考えでスタートはそこそこ。
希望が丘からデヴューしたペダルは、その時7割方ハマらず泣きそうになりながら走っていたのだが、
今回は事前にほぼ同じペダルを使っている川村選手にハメ方のコツを聞いていたので難なく入れることができた。
ありがとうスクm・・・川村選手。
舗装路から細い未舗装路に変わる箇所は毎年誰かコケてるので車間を開け気味で。
すると今年はこの天候で皆抑えていってたのか、そのままの車間が空いたまま池の周りを回るハメに。omg.
更にノーアップノーレッグウォーマーだった為、寒さで足が全く動かず車間も詰めれない。
後ろの人ゴメンナサイ。
滑りそう、と一度思ってしまったらブレーキをかけていなくても心のブレーキがかかってしまい上手く立ち回れない。
実際はそうでなくても周りの景色が白いせいで余計にそう感じさせた。
なんてことない木の根やコーナーもそれだけで足を着かざるを得なくなることも。
半周を終える頃にはすでに満身創痍。
そもそもズリズリ滑るのはちゃんと空気を抜けてなかったせいでは・・・。
そう思い階段手前の上りで一度止まり、空気を少し抜いて再びスタート。
この時点で後ろに誰も見えなくなったので最後尾を確信。
階段セクション。
いつもは押しながら上れるスペースがあるのだが、今回は塞がれていた。
仕方ないので自転車を担ごうとするといきなり腕が攣りそうになる。
ちょっと待ってまだ1周目だよ流石に早いよ。
そこは別にスピードマンじゃなくてもいいよ。
直前まで仕事で右腕を酷使していた上に冷えでこうなったのだろう。
なんとか階段を登り切って下っている時、ほぼ前が見えないことに気づく。
うぅーん・・・ミラーのレンズは失敗だったか。
というかこれはクリアレンズでも曇って見えなさそう。
景色が見づらいので安全に、極めて安全に下って、登り返した後で再びストップしてサングラスをバックポケットにshoot now。
ポッケ付きワンピはこういうことができるからいいね。
さて、このままでは残留チケットを取れず桂川に出向かなければいけないわけですが。
40人くらいエントリーされてはいたけど、実際出走したのは30人程度だろう。
ということは20位以内を目標に走らなければならない。
10人抜き・・・あれ?割といけるんじゃね?
ゆっくり走っているおかげで冷静さはあり、とりあえずは前に見えている一人を追う。
途中、いつもの巨匠カウンターで自分の順位を知る。
「25位。残留は15位!」
あぁ、やっぱり10人抜かさないと。
ていうか25人しか出てないのwww
皆このコンディションでやめたか・・・うん、正解。
2周目からはコースもわかったのでよりスムーズに走る。
一人一人交わしていき、ラップタイムも9:30→8:30→8:20と上がり始め、順位も19位までのし上がる。
徐々に残留が近づいてきたことにより、意識は再び高まってくる。
コントロールラインを抜けて未舗装路に入ろうとする時、前方に4人パックが見える。
・・・ん?今19位で、前に4人?
あのパック全員抜かしたら残留決定やんけ!
これで勝つる!
そこで今まで溜めていたブーストスイッチが入り、ゴリ押しで近づいていく。
しかしそうなったときに怖いのがちょっとしたミスの重なり。
気持ちが高ぶって今までより速度域が高くなっているので、
オーバースピードでコーナーに突っ込んでスリップダウンしそうになったり、
深い轍に突っ込んで前転しかけたり、
杭に突っ込んだり。
折角埋めた差もそんなミスの連続で再び失ってしまう。
全然ちょっとじゃないという突っ込みは受け付けません。
それでも3人を抜くことに
最後の一人も踏めるところはいつものゴリ押しで踏んで差を詰めて、前の速度が落ちたところで一気に抜く。
ゴリ押ししたら多少のぬかるみだったら速度が落ちていても登れることも気づけたので今後に生かそうと思いました。
残り3周。
残留圏内だが、油断は禁物。
何人かメカトラで抜いているハズなので、私もそうならないように無茶はしないでおこう。
あと体の方も前回攣って痛い目(2つの意味で)見ているので、上げすぎないようにしよう。
そう思っていても、レースなので無理な走りはしてしまうのが世の常。
川に向かって垂直に下る激坂。
ここでこれまでと同じか、多少早い程度のスピードで進入すると、
バキンッ!
あぁ、なんか嫌な音がしたぞ?
真っ先に考えたのはリアディレイラーがモゲたのではないかということ。
しかし変速してみてもきちんと決まる。
その時はディレイラーのことしか考えつかなかったので、枝を巻き込んで折っただけだろう程度にしか思わなかった。
階段を上り、下っていると先ほどより明らかにコントロールを失っている感じがする。
次に考えたのがパンク。
あの音がしたのでリムを打ってのパンクじゃないかと、後輪を跳ねさせてみるがなんともなさそう。
あるぇー?(・3・)
じゃあなんだ、と舗装路に出てから後輪を見てみると、明らかにフレている。
あぁスポークが逝ったのかなるほど納得・・・。
まぁあと2周だし、ゆっくり走ればそこまでのダメージはないでしょ、とレースを続ける。
再び嫌な音がした激下りへ。
明らかにブレーキが効いておらず、ネット際のラインまででてしまうが(゚ε゚)キニシナイ!!
そこを超えると前方にはジャイアントの湯浅さんの姿が。
いつも世話になってるけど、年始に体調崩してた人に負けるわけにはいかんざき!
と息巻いてじわじわ差を詰めていく。
しかし山に入るところでトップを走る横山コータプロの姿が後ろに見える。
ラスト1周行く気マンマンだったけど、よくよく考えればこのホイールだと帰ってこれないかもしれないよなぁ。
ということで大事を取って抜かしてもらうことにする。
ゴールまで300mほどのところで抜いてもらい、あとは流してゴール。
ゴールしてからホイールをマジマジと見ると
り、リム割れとるやんけ!
実業団を走るぞ!と決めた時から闘ってきたホイール。
しかしチューブラーマンドクセと思うようになり、いつのまにやらCX用になってから早3シーズン半?
過酷な環境でよく耐えた!感動した!
で、この時は後輪のことしか頭になかったのですが、帰ってから前輪も割れてることに気づきましたとさ。オーマイ。
レース後半は暖かくなってジャージがほぼ乾いている状態だったけど、泥だらけだったので水浴びをして泥を落とす。
高圧洗浄機最高やで。
流石に水は冷たかったが、希望が丘ほどでは無い。
ちなみにレース中の平均気温はガーミンさんによると-0.6度でした。
やっぱり三度もなかったです^p^
それだけ寒くても今日はなんとか攣らずにレースを終えることができたなー。
と思いながら着替えていると、おぱんてぃーを履くときにキッチリ腹筋を攣ったのは言うまでもあるまい。
さて、無事に残留を決めたので今期のCXはこれで終わりです。
というかホイール失ったから出たくても出れないんだけどNE!
ハブは逝ってないからリムだけでも誰か!(切実
スポンサーサイト