
おんたけ2daysの2日目はヒルクライム。
元々2回走
結果は54位。
レース自体は展開もクソもない走り方をしたので特筆すべきこともないんだけど、レポートどうぞ↓

2020 JICF 全日本学生ロードレース・カップ・シリーズ第2戦
霊峰木曽おんたけヒルクライム・ラウンド
会場:長野県王滝村 御岳山岳歴史文化会館前 ~ おんたけ2240スキー場
種目:ヒルクライム
カテゴリー:C1
天気:晴れ
距離:約11.5km
獲得標高:647m
出走者数:88名
リザルト:54位 JICFのリザルトページへ
前日は21時すぎには就寝して、朝まで爆睡。
会場から遠くのホテルに泊まっていたので、急いで朝食をかきこんで交通規制前までにフィニッシュ地点であるおんたけ2240スキー場へ。

道中で2℃の表示を見ていたので覚悟して行ったが、日が照っているからか意外と上でも暖かい。

おんたけちゃんも綺麗に見え、我々のフィニッシュを待ち構えてくれているようにも見える。

でもフィニッシュラインの設定上、ワイらは御岳山にケツ向けてゴールすることになるけどな。

スタート時刻が10:00 → 11:00に変更になったことで余裕を持って準備を行い、アップへ。
会場から更に10分程上れればいいかな~と緩い気持ちで上り始める。
脚 重 た。
標高高いから?昨日の疲れ?
徐々にFTPくらいまでちゃんちゃか上げていく予定が、しばらく軽く回さないといけない雰囲気。
・・・ええい!そんなしち面倒なことやってられるか!
無理矢理VO2MAX域まで入れて、脚を騙して無理矢理起こす大作戦。
この作戦が功を奏し、アップ後半は自分の感覚とサイコンに表示される出力がほぼ合ってきた。
でもこの感覚、どこかで感じたような・・・。参照:富士ヒル

ちなみにフィニッシュ地点でのポテチ袋のパンパン度合いはこんなところ。
アップを終えて会場まで下り、収容車に自転車を預けて下山準備。
マイクロバスにてスタート地点まで送ってもらう。
大体25分程下るだけなのに、いい感じの気温と振動で即( ˘ω˘)スヤァ
スタート地点に到着し、このまま寝てたらそのままフィニッシュ地点まで運んでくれないかな?とも思ったがちゃんと降車。
日向の体感気温は丁度よく、木陰は肌寒い。
なので、荷物車にあったか装備を預けるまではできるだけ日向にヌクヌクするようにしていた。
15分前には荷物受付が締め切られたので、そこからは自転車に乗って最後のアップという名の悪あがき。
200m程の距離をいったりきたり。
意味あんのかコレ。
最後にSFRだけやって、招集地点へ。
クラス1なので先頭付近に並ばせてもらえる。
遅いのにサーセンwww
私の前には樹がおり、ふとバイクを見るとヒルクライムだというのにフロントギアがアウターにかかっている。
「スタートアウターで行くの?」
「えっ!ここだったらアウターでいけるでしょ!」
おぅおぅ、脚のある若者の言うことは違うのぉ!
そのまま最後までアウターで踏み切れそうやのぉ!
ん?ワイか?ワイはもちろん前インナー、後ロー側2枚目やで?
他に前方から聞こえてきた会話と言えば、
「このコースって何分くらいかかる?」
「30分もかからないんじゃない?だって11kmだから平均時速22km/hで30分だよ?」
おぅおぅ、脚のある若者の言うことは違うのぉ!
11kmとは言え平均勾配7.9%もあるのに大した発言やのぉ!
ん?ワイか?ワイの目標は40分やで?
ちなみにゴール後に判明したが、平均勾配ではなく最大勾配が7.9%だった模様。
標高差ちゃんと確認してりゃよかった。
そんなやり取りを聞いて逆に開き直れたので、自分のペースで上ることを強く決意する。
そしていつの間にやらスタート時刻までのカウントダウンが始まっており、定刻通りレースがスタートする。
今日の第一の目標は、若者達に迷惑をかけないようクリートキャッチを成功させること。
これはキッチリ目標達成し、ロスなく前方の選手達のスリップに入ることができた。
第二の目標は、一定ペースで最後まで上り切ること。
現時点での大体のFTPから多少下方修正した値で上り切れれば私の優勝である。
志低いとか言うな。
ザ・アウターマンらが先頭でガシガシ引くもんだから、サイコンの数値は後ろについてても6倍超をマーク。
このままどこまで行けるか試してみたい気もしたけど・・・。
残念だったな、俺には目指すべき目標があるんや!
ということで1分程で勇気ある撤退。
後ろからズバズバ抜かれていくが、(゚ε゚)キニシナイ!!
最初に踏んでしまったのと、抜かれていく波がなかなか引かなかったのとで、設定した値まで落とすのに少々難儀したが、3分程で落ち着く。
ここからは自分との闘い。(1日ぶり2度目)
淡々と走っていたが、残り7km地点の看板が見えたところあたりで急に萎えた。
これ残り距離じゃなくて経過した距離じゃないかなぁ?
なんて、ありえない妄想も頭の中で広げるほど。
いつも練習は15分程で終わる峠でしかしてないから、この辺りで体が終了宣言するのも当たり前っちゃ当たり前。
この時点で13分程だったが、とりあえず15分までは頑張ろうとなんとか踏み続ける。
そして15分経過。
はいやめー!踏むのやめー!
ムリムリムリのカタツムリ!
クソ雑魚ナメクジのメンタルは一瞬で終息を迎えるのだ。
この時点で第二の目標クリアならず。
心拍をみるともう少し上げられそうではあったが、脚がNGと言っている。
上ハンをもち、少し楽な体勢を取ってから、再びブラケットポジションへ。
踏めそうな気がする時だけ踏むようにして、とりあえずの完走を目指すことに。
一人で走っていると、風の強さに翻弄される。
基本追い風基調っぽかったが、場所によっては向かい風の突風が吹くことも。
あぁ、こういうときは集団の方が楽だよなぁ。
と思って誰かを頼ろうとしても周りには誰もいない。
仕方ないので一人旅を続けていくことに。
25分が経過しようというところで、もー一定で踏むのが嫌になってきた。
こういう時にやることは一つ。
タバタ。
皆もやったことがあるであろう、20秒モガいて10秒休むをn回、というやつ。
あれをやっていると意外と平均の出力はあがるので、自ずと今よりはタイムも良くなるだろうという算段。
踏む時間は20秒だから萎える前に終わってくれるしな。
ということで自分なりのキリのいいところからタバタ開始。
20秒モガくというよりはできるだけ頑張って踏むだけにはなっているが、まぁええやろ。
残り2km地点までタバタで頑張るが、次は内臓がキューっとなって果てる。
もう無理やよ・・・おじさん頑張ったよ・・・。
ラスト1km看板が見えたらもう一回頑張ろう・・・。
そう思いながら緩やか~に回していく。
あれ、今日サイクリングの日だっけ?

そして1km看板。




なけなしの力を振り絞って、モガいて休んでモガいて休んで・・・。


残り300m程からは平坦かつ路面状況が良くなかったので、最後の最後にこけないように慎重に走ってゴール。
タイムは34:44秒。
先にゴールしていた学生たちがワンサカいたので、だいぶ遅いんだろうなと悟る。
い、いちおう最初の目標は大幅クリアしたんだけどナー?
ゴール後はさっさと着替えて、栄養補給。

監督やイナーメイト、ニューチームカーに挨拶して、早々に帰路についた。

ということで今年最初で最後であろうロード系のレースが終了。
いやー、数年前までは大学生そんな速くないやん?って思ってたけど、すごく速かったです。
いいロケーションでのレースなので、次回はキッチリ仕上げて臨みたいところ。
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今年初めてのレース・・・と思ったけど愛知牧場のCXに出てるから10か月ぶりのレースでござんす。
って書いてから、そういやブログに上げてないけど堺CXも出たなと思い出した。
無様な結果のレースは意図せず闇に葬ろうとしている。
去年の8月にあった鈴鹿ロードが終わってからやる気急降下のまま1年を過ごしたので実力もダダ下がり。
そんな中でTTとヒルクラっていう実力が物を言う種目に参戦するとか頭おかしい。
結果は見事に71位と53位っていう何の成果も得られませんでした(出典:進撃の巨人)な結果におわりましたとさ。
以下レポート↓

2020 JICF 全日本学生ロードレース・カップ・シリーズ第1戦
霊峰木曽おんたけロードタイムトライアル・ラウンド
会場:長野県王滝村 牧尾ダム近傍
種目:ロードタイムトライアル
カテゴリー:C1
天気:晴れ
距離:約16km
出走者数:106名
リザルト:71位(?) JICFのリザルトページへ
今年の8月までは新型コロナウィルスの影響もあってレースが全く無い状況&自分の自転車も持ってない状況だったので、気持ちはずーっと上がらないまま。
たまーに何かの強迫観念に駆られて乗り出すも、徐々にVO2MAXやらFTPやら下がるのを実感していた。
そんな中レースが再開されてきて出場するという面々が居たので、重い腰(2つの意味で)を上げて練習再開する運びとなった。
でも週2~3に合計5時間程度のライドじゃ全然戻らないNE!
もちろん多少は最悪の状態から戻ったが、自分のイメージする走りとはまだまだ乖離が大きく、レースに出る面々とも満足に練習できない有様。
うーんこれは困った。
そんな中、イナーメの監督から「おんたけでレースやるよー」と連絡が届く。
今行ってもしょうがないとは思いつつも、今年はロード(系の)レースに一度も出てないから出ようと決意。
TTとヒルクライムとのことなので、FTPを上げる大特訓が始まる・・・ことはなかった。
VO2MAXの練習大しゅき!

さて当日。
長野だからクッソ寒いんだろうな、と思って万全装備で来たのに、会場の気温は肌寒いくらいで自転車に乗るには心地よい。
こりゃーベストなコンディションなんだからベストなパフォーマンスを発揮せねば・・・。
そういえば私には今日撮影係という任務があったのだった。
監督と撮影係の方々にご挨拶し、どこかにアクションカメラをつけてレースを走っていただければ、というお話であった。
もちろん事前に依頼を受けていたので快諾。
よっしゃ言い訳ができた。
そしてカメラをどこにつけようか熟慮(2分)し、決定した装着場所がこちら。



空力とは。
あれ、僕ちゃん今日タイムトライアル走るんだよな・・・?
最近は各社エアロ性能を追求しているのに、一番肝心ともいえる頭部分を水泡に帰せる行為。

ま、まぁ、そもそもの自転車もドノーマルロードだし全然良いんだけれども?
唯一エアロなのはジャージがワンピースだってとこくらいか。
この状態で一度試走へ。
頭は前方に重心があるので重さは感じるが、勝手に頭伏せてくれることになるからええんちゃうか。(適当)
コースは基本的に平坦だが、ダム湖の周りなのでそれに沿ってすこしウネウネしている。
また、4km地点と12km地点(折り返しなので同じ個所)程のところから距離500m程のコブを上らなければならない。
上ってすぐ下るわけではないので、パワーバランスが難しい。
上りで上げ過ぎると間違いなくその後失速、しかし一定で行くと若干脚が余りそう。
こういう時は秘儀・どうにでもなーれ!を使うのが一番良い。
悩むのが一番無駄なのだ。うんうん。
時間的に折り返しまで行けなかったが、試走から戻り、用意を終えてスタート位置へ。
コロナ禍だからか、車検はセルフチェック。
重量は8.35kg程、サドル後退幅やハンドル突き出し量はロードバイクなので全くひっかからず。
そのまま10分後の出走に向けて待機。

・・・しかし、今日はレースを走るっていう感じが全くない。
自分との闘いになるし、そもそも狙ってないから開き直り感99.99%だし。
お気楽に待っているうちに、第一出走であるイナーメイトのきょうしろうニキから出走し、順々にイナーメ陣が出発していく。
前走者2名がいなかったので空白の長閑な時間がありながらも、自分の番になりスタート台へ。

流石にここに来ると多少の緊張感は出てきた。
それでもいつもよりはリラックスして、定刻通りにレースをスタートさせる。

スタート直後は緩斜面の下りなので、速度さえ乗せたらそこまで踏まずに様子見しようと思っていた。
が、蓋を開けると350W以上出てるやないか。

良くない良くない、今のワイにそんな実力はない。

一旦落ち着こうとするも、なかなか出力をコントロールできない。クッ・・・!沈まれ・・・俺の両脚・・・!
この感覚は知ってるで、大体アカンときのヤツや。
なんとか自分の中に潜む魔物を退治したあと、多少余裕がでてきたので現状を分析。
私の前は前述の通り2名DNSなので3分前にしか選手がおらず、且つ、C1では最終出走なので後ろにも選手がいない。
なのでサイコンしか目安がほぼない状況。
自分の出せるパワーは決まってるんだからサイコンだけでもいいんだけど、それでも何か目標は欲しいよね。
と思ってると後ろからぶぅーんという音が。
アレこれもしかしてモトついてきてる・・・?
それは一切切望していない、と思いながら、時たま上がるエンジン音のプレッシャーを背後に感じながら進んでいく。
往路のコブ。
どうにでもな~れ状態なので、何も考えずに踏んで上る。
すると一度休まる区間で踏めなくなりシュルシュル~と減速。
やっちまったなぁ!
速度が落ちたまま下りに突入。
TTは風に逆らわず、コースに惑わされず、できるだけ路面のいい箇所を真っすぐ走るのが最良。
なので、道路左端だったら白線、右端だったら往路と復路を分けるカラーコーンの際を通ることもしばしば。
しかし、ヘロヘロになった状態の下りでカラーコーンの傍を通ると・・・。
そうだね!激突しそうになったね!
思わず何らかの言葉を発して回避するも、間違いなくここで1秒は消し飛んだ。
速度を乗せないといけない箇所なのにブレーキするなんて、TTにあるまじき行為。
下りで脚を休ませられたが、それでもなかなか戻ってこない脚と対話しながら40km/hは割らないように踏む。
時たますれ違う選手のDHバーやエアロヘルメット等の機材が滅茶苦茶うらやましかった。
いや、それはそれで結果求めてしまうからこれでいいんだこれで・・・。
折り返し地点。
試走ではここまで来ていなかった為、ヘッタクソな180度ターンを披露。
ほぼ0km/hスタート&変速もろくにしてなかったので重いコンダーラ。
いやだって日常生活で180度ターンなんてやらんやん?ムリですよムリムリ。
そしてここから300Wを出すことすら難しくなる。
あと8kmもあるのにどうすんねん。
続きはWEBでとか言って逃げだしたいわコンチキショウ。
なんとかコブまで戻ってきて、さっきの反省を生かしてペースで上
・・・ってたら日が暮れそうだから踏むよ!
復路の方が若干勾配がキツめだから踏んでたらすぐ登頂するやろ、と思ってた。
いや実際は登頂まではよかったんだけど、その後緩むところで大☆失☆速。
サイコンを見ると200Wを下回る文字がチラつく。
うーん、流石にこれまでこんなにタレたことはないな・・・。
狙ってないとはいえ、思った以上の実力の低下に凹みながら、下りで改めて速度を乗せなおして最終盤へ。
ラスト1km看板が見えたところから緩斜面の上りが続くので、最後の1分半くらいは出し切ろうと踏む。

踏む。

踏む。

っていうかなんやこのハンドル幅なめとんのか。

ということでゴール。
手元のサイコンで23:45とのこと。
21分切るくらい出したら優勝できるやろ、と道中でヨッメと話していたが、それを遥かに下回るタイムであった。グスン。

その後学生たちが続々とゴールをして、リザルトも即座に出される。
結果は・・・71位。
ちょwwwおまwww71位てwwwww
手元のタイムとリザルトのタイムに1分の誤差があったけど、手元が合っていたとしても53位。
か、変わらね~。
もうこんなレースはゴメンだ!俺は先に宿に戻るぞ!
と着替えを済ませて帰る支度を始めていると、監督からTELが。
「もう1回撮影したいんだけど、走れる?」
ハイ!走れます!と新入社員ばりの元気な挨拶をして再度ワンピースに袖を通す。
次はバイクにカメラを装着するらしかったので一安心。
35km/hは超えるなよ!絶対超えるなよ!というお達しもあったので、ブラブラとさっきの道沿いを行って戻ってくることに。
今度は道のど真ん中をバイクを振らずに走らなければならなかったので、これはこれでムズカシイ。
下りなんて簡単に35km/h超えるし。

35分程かけて16kmを満喫し、今度こそお役目終了。

その後表彰式を眺めて、この日は終了。
2位に樹、3位にきょうしろーニキが入り、なんとかイナーメンツを保つ。
1位の子は恐らく完璧じゃないにしろ、しっかり脚が出来てて流石と思いました。
いや~しかし翌日はヒルクライムだけど、この調子じゃあサイクリングになりそうだなぁ ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
って書いてから、そういやブログに上げてないけど堺CXも出たなと思い出した。
無様な結果のレースは意図せず闇に葬ろうとしている。
去年の8月にあった鈴鹿ロードが終わってからやる気急降下のまま1年を過ごしたので実力もダダ下がり。
そんな中でTTとヒルクラっていう実力が物を言う種目に参戦するとか頭おかしい。
結果は見事に71位と53位っていう何の成果も得られませんでした(出典:進撃の巨人)な結果におわりましたとさ。
以下レポート↓

2020 JICF 全日本学生ロードレース・カップ・シリーズ第1戦
霊峰木曽おんたけロードタイムトライアル・ラウンド
会場:長野県王滝村 牧尾ダム近傍
種目:ロードタイムトライアル
カテゴリー:C1
天気:晴れ
距離:約16km
出走者数:106名
リザルト:71位(?) JICFのリザルトページへ
今年の8月までは新型コロナウィルスの影響もあってレースが全く無い状況&自分の自転車も持ってない状況だったので、気持ちはずーっと上がらないまま。
たまーに何かの強迫観念に駆られて乗り出すも、徐々にVO2MAXやらFTPやら下がるのを実感していた。
そんな中レースが再開されてきて出場するという面々が居たので、重い腰(2つの意味で)を上げて練習再開する運びとなった。
でも週2~3に合計5時間程度のライドじゃ全然戻らないNE!
もちろん多少は最悪の状態から戻ったが、自分のイメージする走りとはまだまだ乖離が大きく、レースに出る面々とも満足に練習できない有様。
うーんこれは困った。
そんな中、イナーメの監督から「おんたけでレースやるよー」と連絡が届く。
今行ってもしょうがないとは思いつつも、今年はロード(系の)レースに一度も出てないから出ようと決意。
TTとヒルクライムとのことなので、FTPを上げる大特訓が始まる・・・ことはなかった。
VO2MAXの練習大しゅき!

さて当日。
長野だからクッソ寒いんだろうな、と思って万全装備で来たのに、会場の気温は肌寒いくらいで自転車に乗るには心地よい。
こりゃーベストなコンディションなんだからベストなパフォーマンスを発揮せねば・・・。
そういえば私には今日撮影係という任務があったのだった。
監督と撮影係の方々にご挨拶し、どこかにアクションカメラをつけてレースを走っていただければ、というお話であった。
もちろん事前に依頼を受けていたので快諾。
そしてカメラをどこにつけようか熟慮(2分)し、決定した装着場所がこちら。



空力とは。
あれ、僕ちゃん今日タイムトライアル走るんだよな・・・?
最近は各社エアロ性能を追求しているのに、一番肝心ともいえる頭部分を水泡に帰せる行為。

ま、まぁ、そもそもの自転車もドノーマルロードだし全然良いんだけれども?
唯一エアロなのはジャージがワンピースだってとこくらいか。
この状態で一度試走へ。
頭は前方に重心があるので重さは感じるが、勝手に頭伏せてくれることになるからええんちゃうか。(適当)
コースは基本的に平坦だが、ダム湖の周りなのでそれに沿ってすこしウネウネしている。
また、4km地点と12km地点(折り返しなので同じ個所)程のところから距離500m程のコブを上らなければならない。
上ってすぐ下るわけではないので、パワーバランスが難しい。
上りで上げ過ぎると間違いなくその後失速、しかし一定で行くと若干脚が余りそう。
こういう時は秘儀・どうにでもなーれ!を使うのが一番良い。
悩むのが一番無駄なのだ。うんうん。
時間的に折り返しまで行けなかったが、試走から戻り、用意を終えてスタート位置へ。
コロナ禍だからか、車検はセルフチェック。
重量は8.35kg程、サドル後退幅やハンドル突き出し量はロードバイクなので全くひっかからず。
そのまま10分後の出走に向けて待機。

・・・しかし、今日はレースを走るっていう感じが全くない。
自分との闘いになるし、そもそも狙ってないから開き直り感99.99%だし。
お気楽に待っているうちに、第一出走であるイナーメイトのきょうしろうニキから出走し、順々にイナーメ陣が出発していく。
前走者2名がいなかったので空白の長閑な時間がありながらも、自分の番になりスタート台へ。

流石にここに来ると多少の緊張感は出てきた。
それでもいつもよりはリラックスして、定刻通りにレースをスタートさせる。

スタート直後は緩斜面の下りなので、速度さえ乗せたらそこまで踏まずに様子見しようと思っていた。
が、蓋を開けると350W以上出てるやないか。

良くない良くない、今のワイにそんな実力はない。

一旦落ち着こうとするも、なかなか出力をコントロールできない。クッ・・・!沈まれ・・・俺の両脚・・・!
この感覚は知ってるで、大体アカンときのヤツや。
なんとか自分の中に潜む魔物を退治したあと、多少余裕がでてきたので現状を分析。
私の前は前述の通り2名DNSなので3分前にしか選手がおらず、且つ、C1では最終出走なので後ろにも選手がいない。
なのでサイコンしか目安がほぼない状況。
自分の出せるパワーは決まってるんだからサイコンだけでもいいんだけど、それでも何か目標は欲しいよね。
と思ってると後ろからぶぅーんという音が。
アレこれもしかしてモトついてきてる・・・?
それは一切切望していない、と思いながら、時たま上がるエンジン音のプレッシャーを背後に感じながら進んでいく。
往路のコブ。
どうにでもな~れ状態なので、何も考えずに踏んで上る。
すると一度休まる区間で踏めなくなりシュルシュル~と減速。
やっちまったなぁ!
速度が落ちたまま下りに突入。
TTは風に逆らわず、コースに惑わされず、できるだけ路面のいい箇所を真っすぐ走るのが最良。
なので、道路左端だったら白線、右端だったら往路と復路を分けるカラーコーンの際を通ることもしばしば。
しかし、ヘロヘロになった状態の下りでカラーコーンの傍を通ると・・・。
そうだね!激突しそうになったね!
思わず何らかの言葉を発して回避するも、間違いなくここで1秒は消し飛んだ。
速度を乗せないといけない箇所なのにブレーキするなんて、TTにあるまじき行為。
下りで脚を休ませられたが、それでもなかなか戻ってこない脚と対話しながら40km/hは割らないように踏む。
時たますれ違う選手のDHバーやエアロヘルメット等の機材が滅茶苦茶うらやましかった。
いや、それはそれで結果求めてしまうからこれでいいんだこれで・・・。
折り返し地点。
試走ではここまで来ていなかった為、ヘッタクソな180度ターンを披露。
ほぼ0km/hスタート&変速もろくにしてなかったので重いコンダーラ。
いやだって日常生活で180度ターンなんてやらんやん?ムリですよムリムリ。
そしてここから300Wを出すことすら難しくなる。
あと8kmもあるのにどうすんねん。
続きはWEBでとか言って逃げだしたいわコンチキショウ。
なんとかコブまで戻ってきて、さっきの反省を生かしてペースで上
・・・ってたら日が暮れそうだから踏むよ!
復路の方が若干勾配がキツめだから踏んでたらすぐ登頂するやろ、と思ってた。
いや実際は登頂まではよかったんだけど、その後緩むところで大☆失☆速。
サイコンを見ると200Wを下回る文字がチラつく。
うーん、流石にこれまでこんなにタレたことはないな・・・。
狙ってないとはいえ、思った以上の実力の低下に凹みながら、下りで改めて速度を乗せなおして最終盤へ。
ラスト1km看板が見えたところから緩斜面の上りが続くので、最後の1分半くらいは出し切ろうと踏む。

踏む。

踏む。

っていうかなんやこのハンドル幅なめとんのか。

ということでゴール。
手元のサイコンで23:45とのこと。
21分切るくらい出したら優勝できるやろ、と道中でヨッメと話していたが、それを遥かに下回るタイムであった。グスン。

その後学生たちが続々とゴールをして、リザルトも即座に出される。
結果は・・・71位。
ちょwwwおまwww71位てwwwww
手元のタイムとリザルトのタイムに1分の誤差があったけど、手元が合っていたとしても53位。
か、変わらね~。
もうこんなレースはゴメンだ!俺は先に宿に戻るぞ!
と着替えを済ませて帰る支度を始めていると、監督からTELが。
「もう1回撮影したいんだけど、走れる?」
ハイ!走れます!と新入社員ばりの元気な挨拶をして再度ワンピースに袖を通す。
次はバイクにカメラを装着するらしかったので一安心。
35km/hは超えるなよ!絶対超えるなよ!というお達しもあったので、ブラブラとさっきの道沿いを行って戻ってくることに。
今度は道のど真ん中をバイクを振らずに走らなければならなかったので、これはこれでムズカシイ。
下りなんて簡単に35km/h超えるし。

35分程かけて16kmを満喫し、今度こそお役目終了。

その後表彰式を眺めて、この日は終了。
2位に樹、3位にきょうしろーニキが入り、なんとかイナーメンツを保つ。
1位の子は恐らく完璧じゃないにしろ、しっかり脚が出来てて流石と思いました。
いや~しかし翌日はヒルクライムだけど、この調子じゃあサイクリングになりそうだなぁ ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、

あけましておめでとうシクロクロス。
新年初レースで、シクロクロスも今シーズンは初めての参加。
数か月レースシーンから遠ざかってたのと、練習もろくにできなかった(する気が無かった)為、ほぼぶっつけ本番での出走。
レースナメてんのかって怒られそうだけど、怪我無く楽しむのが第一だからな!
っていう気持ちで臨んだ東海CX4戦目のアイボクビッグクロスは、9位という結果に終わりました。
あ、あれ、案外走れたな・・・。
多分2日目のJCXの方走ってたらコテンパンにされてたから、1日目で丁度よかったんだろう。
いやーしかしちゃんと練習してたら勝っちゃってたなー!
すいません嘘です2分差はどう頑張っても覆せません。
以下レポート↓
“【シクロクロス】2019~2020 東海シクロクロス 第4戦 愛知牧場 day1 C1【東海シクロクロス】”の続きを読む>>

台風接近の真っただ中に広島で行われた経産旗は、落車、落車、また落車の地獄絵図。
落車に巻き込まれる位置は、基本的に弱い選手のいる位置。
そんな場所にしかいれなかった自分の実力は推して知るべし。
そんな私の結果は残り4周を残してDNFとなった。
巻き込まれなかったとしても確実に脚攣ってDNFだっただろうけどな!!!
100kmタイマー、絶賛稼働中!
以下レースレポ↓
“【ロードレース】第53回 JBCF 経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ P1【実業団レース】”の続きを読む>>

5ステージ・スズカ 最終決戦の第5ステージ 詳細レポ。
第4ステージはこちら
以下第5ステージ。↓
“【ロードレース】2019 第36回シマノ鈴鹿ロードレース 5ステージ・スズカ 第5ステージ【ホビーレース】”の続きを読む>>